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LogStareのセキュリティ管理ソフト「LogStare」、ウォッチガードのアプライアンスに正式対応

日々のシステム監視からインシデント発生時の原因調査、障害予測などを実現

 株式会社LogStareは5日、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)と技術提携し、自社のマネージドセキュリティプラットフォーム「LogStare」が、ウォッチガードのネットワークセキュリティアプライアンス「Fireboxシリーズ」に正式対応したと発表した。

 LogStareシリーズは、LogStare社が親会社であるセキュアヴェイルから開発を引き継いだセキュリティ運用プラットフォーム。常時1.1万台のセキュリティデバイスを監視し、1日25億件もの膨大なログを収集・分析するセキュアヴェイルのセキュリティ運用ノウハウを設計に反映しており、日々のシステム監視業務からインシデント発生時の原因調査、AIによる障害予測までを一気通貫で実現できるという。

 今回はウォッチガードとの提携により、このLogStareシリーズがFireboxシリーズに正式対応。Fireboxシリーズの死活監視、性能監視、ログ分析が可能となった。これにより、Fireboxシリーズの正常性の確認はもちろん、企業のネットワークトラフィック全体を把握し、リスクのあるユーザーやインシデントの発見を行えるとのこと。

 なおウォッチガードの代表執行役員社長、谷口忠彦氏は、この提携にTういて「LogStare社の監視およびログ分析機能をFireboxに適用すれば、インシデントの兆候あるいは発生を迅速に捕捉し、速やかに対処することで、被害の軽減に役立つソリューションを実現できる」とコメントしている。

時間帯別にトラフィックのログ件数、合計送受信サイズ(バイト)、Deny件数、Allow件数を表示したレポート