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サイボウズ、大規模向けグループウェア「Garoon」クラウド版にプラグイン機能を追加

プラグインを使った機能拡張や他製品との連携が可能に

 サイボウズ株式会社は、大規模向けグループウェア「Garoon」のクラウド版を3月11日にアップデートすると発表した。新たに搭載するプラグイン機能により、ユーザーが簡単な操作で機能拡張を行えるようになるという。

 今回の機能拡張では、システム管理画面にプラグインメニューが追加され、すでに対応していたJavaScript/CSSでのカスタマイズに加えて、プラグインによる機能拡張が可能になる。これによって、スケジュールやワークフローなどGaroonの既存機能の強化・連携や、kintoneを含む他システムとの連携が簡単に実現可能になるという。

 プラグインはZIP形式のプラグインファイルの読み込みとGUIでの設定だけで利用できるので、JavaScriptなどのプログラムを作成する必要がなく、プログラミングやAPIの知識がないユーザーでも利用できるとのこと。プラグインの適用対象は、ユーザー、組織、またはロールから選択を行える。

 サイボウズではこの機能強化について、ユーザー企業にとっては機能拡張のハードルが下がるとともに、パートナー企業にとっては提案の幅が広がると説明している。

 なおプラグイン機能搭載と同時に、サイボウズからは、スケジュールの予定詳細画面でアンケートを作成できる「アンケートプラグイン」、クロス・ヘッドからはスケジュールをMicrosoft 365 Teamsカレンダーに連携できる「CROSSLink 365 Teams連携」、KDDIウェブコミュニケーションズからはGaroonのスケジュール上でWeb会議ができる「Video会議室 for Garoon プラグイン」など、5つのプラグインもリリースされる。

システム管理画面(イメージ)
プラグイン設定画面(イメージ)