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サイボウズの中堅・大規模向けグループウェア「Garoon 5.5」、新規導入時に管理者の負担を軽減する機能などを強化

 サイボウズ株式会社は6日、中堅・大規模組織向けグループウェア「Garoon」について、パッケージの新版「Garoon 5.5」の販売を開始した。

 Garoon 5.5では、特に大規模組織で新規導入時に発生する設定の負担を軽減するための機能を強化した。システム設定では、掲示板、ファイル管理、施設予約の運用管理権限を、CSVファイルでインポート・エクスポートできる機能を搭載した。これにより、システム管理者の負担を軽減する。

 スケジュール機能では、予定のコメント書き込み時に通知の宛先を指定する機能(メンション機能)を追加。予定のコメントで、自分が宛先に指定されると、ヘッダーの最新情報や「通知一覧」に、自分宛の通知として表示される。また、予定に参加したり、予定から抜けたりする場合、ほかの参加者に更新を通知するかどうかを選択できる機能を追加した。

 メール機能では、メールをJavaScript/CSSでカスタマイズできる機能を追加。通知一覧機能では、通知一覧ポートレット上で通知内容をさらに表示する機能を追加した。このほか、新しいAPIの追加などを行っている。