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インテック、EDIアウトソーシングサービス「EINS/EDI-Hub Nex」で顧客向けポータルサイトを提供

 株式会社インテックは、EDIアウトソーシングサービス「EINS/EDI-Hub Nex」において、顧客向けポータルサイトの提供を開始すると発表した。EINS/EDI-Hub Nexを利用する顧客は、2021年4月から順次、障害情報、メンテナンス情報などが顧客ポータルサイトより閲覧可能となる。

 EINS/EDI-Hub Nexは、EDI各種処理から運用、ヘルプデスク、コンタクトセンターまでを兼ね備えたフルアウトソーシングサービス。

 インテックでは、国内最大規模のEDIサービスを提供する企業として、より安心、安全なEDIサービスを継続的に提供し、さらに今後拡大が見込まれるユーザーに対応するため、ベストプラクティスに沿った運用強化と、情報共有やコミュニケーションの質を向上する顧客ポータルサイトを提供するとしている。

 顧客向けポータルサイトでは、ServiceNow Customer Service Management(CSM)を活用した運用のモニタリングやイベント管理、傾向分析を行い、顧客ポータルサイトのカスタマーサービス画面において、障害情報、メンテナンス情報、その他お知らせの案内や、問い合わせの受付、回答、受付フォームを使った各種作業依頼の受付、ナレッジの検索などの各種情報を公開していく。

 これにより、顧客はEINS/EDI-Hub Nexの運用情報を必要な時に取得することができる。また、新機能についても随時追加を図り、顧客満足度の高いサービスの提供を目指すとしている。

 なお、顧客ポータルサイトの構築において、ServiceNow CSMの導入に際しては、株式会社日立製作所が提供する「IT運用最適化サービス」の立ち上げ支援サービスを活用したという。

 EINS/EDI-Hub Nexの価格(税別)は、初期料金が50万円から、月額料金が30万円から。ポータルサイトは月額サービス料金内で利用可能。

 インテックでは、30年以上のEDIアウトソーシングサービスの提供・運用実績をもとに、2022年12月末を目標とした、既存ユーザーに対するレガシーEDIからインターネットEDIの移行推進とともに、EINS/EDI-Hub Nexのサービスメニューの強化により、2022年までに100社の新規ユーザーの獲得を目指すとしている。