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大塚商会、基幹系・情報系システムを統合しDX推進の基盤作りを支援する「DX統合パッケージ」

 株式会社大塚商会は4日、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の基盤作りを支援するソリューションパッケージ「DX統合パッケージ」を発表した。同日より提供を開始する。

 「DX統合パッケージ」は、従来は独立していた、販売・会計・人事給与といった基幹系システムと、ワークフローやドキュメント管理といった情報系システムのデータベースを統合して、データのシームレス化を実現するとともに、同社によるコンサルティングとサポートをセットにしたパッケージ。

 両システム間の密接なデータ連携に加え、他社ソフトウェア/サービスとのAPI連携、AI・RPAツールとの連携によって、導入企業の業務最適化、生産性向上などを実現するという。

 導入企業では、例えば、販売システムで見積書を作成し、ワークフローで申請・承認する、あるいはワークフローで承認された領収書を会計データとして保管するといったように、システムの違いを意識せずに、情報の一気通貫で業務の効率化を図れるとのこと。

 なお「DX統合パッケージ」では、基幹系システムと情報系システムを融合させた、株式会社OSKの「SMILE Vシリーズ」を利用。オンプレミス版だけでなくクラウド版も提供するので、企業のDX推進のフェーズにあわせた構築に対応できるとした。