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アドバンスト・メディア、音声認識APIに3種類の領域特化型エンジンを追加
2020年4月2日 16:03
株式会社アドバンスト・メディアは2日、音声認識APIを提供する開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform」をアップデートすると発表した。同日より、領域特化型の音声認識エンジン3種を追加公開している。
AmiVoiceの音声認識APIは、クライアントアプリケーションに特別なライブラリを組み込むことなく、音声認識機能を実装できるAPI機能で、音声文字化や音声対話、音声制御、音声翻訳といったアプリケーション、Webサイトなどにおいて利用されている。
今回は、以前から提供してきた「汎用エンジン」に加えて、「医療汎用エンジン」「業務報告 製薬エンジン」「業務報告 金融エンジン」の3つの領域特化型エンジンの音声認識APIを提供開始している。
このうち「医療汎用エンジン」は、一般的なビジネス用語に加えて、病名・症状・薬品名などの医療用語があらかじめ登録されている、医療向けの音声認識エンジン。価格例(以下、すべて税別)は、定額従量プランの「1時間プラン/月」の場合、ログ保存ありが600円、ログ保存なしが960円。
2つ目の「業務報告 製薬エンジン」は、日報や業務報告書の音声入力などで利用可能な音声認識エンジン。一般的なビジネス用語に加えて、製薬業界向けの用語を搭載している。価格例は、定額従量プランの「1時間プラン/月」の場合、ログ保存ありが300円、ログ保存なしが480円。
最後の「業務報告 金融エンジン」は、日報や業務報告書の音声入力などで利用できる音声認識エンジンで、こちらは、一般的なビジネス用語に、金融業界向けの用語が追加されている。価格例は、定額従量プランの「1時間プラン/月」の場合、ログ保存ありが300円、ログ保存なしが480円。