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アドバンスト・メディアの音声認識API、音声変換アプリ「VoiceLeaf」と連携

介護施設におけるケア記録や報告書などの作成を効率化

 株式会社アドバンスト・メディアは20日、自社の音声認識APIが、株式会社セブンティエイトアイティの音声変換アプリ「VoiceLeaf」と連携したと発表した。これにより、介護施設における報告書・ケア記録・議事録などの作成を音声認識で効率化可能になるという。

 VoiceLeafは、介護職員がスマートフォンに向かって話した内容を文字に変換するアプリ。従来キーボード入力やフリック入力で行っていた記録作業を、スマートフォンに向かって話すだけで実施でき、文字化した内容はPCへ簡単に転送可能なため、業務効率化による作業時間の削減に貢献するという。

 また、近年は増加傾向にある高齢・外国人介護職員が、PCスキルや日本語の読み書き能力に左右されることなく、音声入力で手軽に記録を残せる点も特徴とのこと。

 今回は同アプリが、音声認識開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform」で提供されている音声認識APIと連携した。AmiVoice Cloud Platformでは、介護現場で頻繁に使用する用語を事前に登録しているため、例えば「BP(血圧)」「CM(ケアマネージャー)」「側臥位(そくがい)」などの専門用語も正確に文字化可能とのことだ。