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アドバンスト・メディア、音声認識APIに英語・中国語のエンジンを追加

 株式会社アドバンスト・メディアは26日、音声認識APIを提供する開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform」をアップデートし、音声認識APIを13種類に増やした。

 AmiVoice Cloud Platformは、クライアントアプリケーションに特別なライブラリを組み込むことなく、音声認識機能を実装できる音声認識API。音声文字化や音声対話、音声制御、音声翻訳など、アプリケーションやウェブサイトなどの各種サービスに使用できる。

 APIとして、会議や対面、議事録作成など、人対人の会話を文字化するのに適した音声認識エンジンの「会議」、スマートフォンやPC、IVRなどデバイスに音声入力を行うのに適した音声認識エンジン「音声入力」について、汎用的に利用できるエンジンに加え、医療や製薬、保険、金融といった領域特化型のエンジンを提供している。

 アップデートでは、「英語」「中国語」の汎用音声認識APIを追加。英語と中国語の汎用的な文字起こしに利用できる。両APIの利用料金(税別)は、ログありの場合が1秒0.025円、ログなしの場合が1秒0.04円。

 アドバンスト・メディアでは、AmiVoice Cloud Platformを軸とした音声認識のオープンプラットフォーム化を進めており、開発者はAmiVoice 音声認識APIを利用することで、従来の音声認識開発に要する時間を大幅に短縮するとともに、高い認識精度の音声認識エンジンを簡単に組み込むことが可能になると説明。今後も、さまざまな音声認識APIの公開や随時アップデートを継続していくとしている。