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アドバンスト・メディア、Amazon Connect上の通話音声をリアルタイムでテキスト化できるAPIを提供

 株式会社アドバンスト・メディアは6日、Amazon Web Services(AWS)のクラウド型コンタクトセンターサービス「Amazon Connect」向けに、音声認識API「AmiVoice TextStream for Amazon Connect」を提供開始すると発表した。

 Amazon Connectは、電話や顧客対応管理などの機能を備えたクラウド型コンタクトセンターサービス。高額な機材を設置する必要がなく、コンタクトセンター構築の時間やコストを大幅に削減できるほか、小規模な席数でも導入可能な柔軟性を持っているという。

 今回発表されたAmiVoice TextStream for Amazon Connectは、このAmazon Connect向けの音声APIで、AI音声認識技術「AmiVoice」を利用してAmazon Connect上の通話音声をリアルタイムでテキスト化し、テキストをAmazon Kinesis Data Streamsへストリーミング配信することができる。

 Amazon Kinesis Data Streamsは、ストリーミングデータの効率的な処理に適したサービスで、インサイト・関係性の検出や翻訳など、AWS上の各種AIサービスやSalesforceなどの外部クラウドサービスと連携するアプリケーションを、容易に開発可能とした。

 また音声認識エンジンには、コンタクトセンター業界に特化したものを採用しており、専門用語・業界用語も高精度に認識可能。「コンタクトセンター 汎用エンジン」に加えて、各種業界に特化した5種類のコンタクトセンター向けエンジンが用意されており、追加料金なく、自社に最適な1種を選択して利用できるという。さらに、単語登録機能を利用すれば、固有名詞などのテキスト化にも対応するとのこと。

 料金は、初期費用0円、0.08円/秒(税別)の従量課金制で、毎月180分までは無料で利用できる。