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タイムレコーダーサービス「Linkit勤怠」とクラウド勤怠管理「KING OF TIME」が連携

KING OF TIMEがビーコンを利用した自動打刻に対応

 株式会社ACCESSは9日、自社のビーコン対応タイムレコーダーサービス「Linkit勤怠」と、株式会社ヒューマンテクノロジーズのクラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」を連携させると発表した。これによりKING OF TIMEの導入企業は、ビーコンを使った自動打刻を選択可能になるという。

 「KING OF TIME」は、紙のタイムカードやExcelで煩雑化した勤怠管理を自動集計で効率化し、複数拠点でもリアルタイムな一括管理を可能にする、SaaS型勤怠管理システム。打刻方法として、PCやスマホアプリからのクリック打刻、ICカードリーダーや指紋リーダーを用いた接触型打刻に対応している。

 一方のLinkit勤怠は、BLE(Bluetooth Low Energy)搭載の専用ビーコンとゲートウェイ(受信機)を用いて、従業員の所在データを取得し、取得したデータから出退勤時刻を抽出して、クラウド経由で勤怠管理システムと連携させるサービス。従業員がビーコンを携帯して特定エリアを通過すると、出退勤時間が自動的に記録される仕組みで、打刻の手間が省けるだけでなく、打刻忘れや勤務時間の改ざんを防止できる。

 今回、両サービスの連携により、KING OF TIMEでビーコンを利用した自動打刻を選択可能になった。これにより、利用者が能動的に打刻作業を行うことなく、客観的な勤怠実績の把握できるようになるとのこと。

 なおLinkit勤怠は今後、ACCESSのビジネスチャット「Linkit」との連携も予定されているとのことで、組み合わせて導入すると、例えば離席中の同僚の位置情報を確認し、チャットでメッセージを送るなど、コミュニケーションの迅速化を促進可能になるとアピールしている。