ニュース

ヒューマンテクノロジーズ、クラウド型勤怠管理「KING OF TIME」に関連サービスを統合

価格据え置きで、人事労務管理サービスへの拡張を図る

 株式会社ヒューマンテクノロジーズは5日、クラウド型勤怠管理サービス「KING OF TIME」に、3つの関連サービスを統合するほか、事務負担を軽減する新機能を追加し、4月より提供開始すると発表した。なお、サービス統合後も価格は1ユーザーあたり月額300円(税別)のまま据え置くという。

 KING OF TIMEは、PCとインターネットだけで勤怠管理を行える、クラウド型の勤怠管理システム。打刻データはWebブラウザ上でリアルタイムに管理可能なため、作業効率とコスト削減を実現するとした。

 また、残業や有給休暇などは各社の就業ルールに則して設定でき、出退勤打刻と合わせてリアルタイムに自動集計することが可能。拠点や管理者ごとに権限を付与したり、申請承認をオンラインでやり取りしたりする機能も備えている。

 今回の機能強化では、従来は別サービスとして提供されていたクラウド人事管理システム「huubHR」、勤怠情報可視化ツール「KING OF TIME データ分析」、クラウド型PC認証管理システム「KING OF TIME セキュアログイン」の3サービスを統合。勤怠管理サービスから人事労務管理サービスへと拡張する。

 さらに、ミスや漏れをチェックし、人事労務管理に必要な処理を教えてくれる新機能「リマインダー」も搭載した。管理者向けには、管理作業上のミスや漏れのリマインドを行うほか、従業員向けには、打刻漏れ、残業申請漏れをリマインドしてくれるとしており、4月6日より、ベータ版サービスとして提供する。

 このほか、社会保険労務士による「プロフェッショナルサービス」を新たに立ち上げ、専門的な業務スキルを取り込むことで、打刻から給与までの業務を、KING OF TIMEを核としてシームレスにつなげられるようにしたとのこと。なお、プロフェッショナルサービスは社会保険労務士との個別契約になる。