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検温と同時に出退勤打刻を実施――、クラウド型勤怠管理「KING OF TIME」がAI温度検知ソリューション「SenseThunder」と連携

 株式会社ヒューマンテクノロジーズは12日、クラウド型勤怠管理システム「KING OF TIME」が、日本コンピュータビジョン株式会社のAI温度検知ソリューション「SenseThunder」とサービス連携すると発表した。連携開始は3月22日の予定。なお、システム間をAPIで接続する基盤サービスとして、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社の「Qanat Universe(カナート ユニバース)」を採用している。

 KING OF TIMEは、PCとインターネットだけで勤怠管理を行える、クラウド型の勤怠管理システム。打刻データはWebブラウザ上でリアルタイムに管理可能なため、作業効率の向上、コストの削減を実現できるという。

 一方の「SenseThunder」は、AIを活用した「独自の顔認証デバイス」と「サーモグラフィカメラ」の組み合わせにより、顔認証と温度測定を同時に実施する温度検知ソリューションである。

 今回は両サービスが連携することにより、SenseThunderによる顔認証での出退勤打刻が可能となった。従業員は温度検知と同時に出退勤打刻が可能となり、打刻情報はKING OF TIMEの管理画面から、温度検知情報はSenseThunderの管理画面からそれぞれ確認を行えるとのこと。

 なお今回の連携は、「打刻と温度検知を同時に管理したい」という要望に基づくもの。コロナ禍において出退勤時の温度検知が広く行われるようになっており、ヒューマンテクノロジーズでは、非接触の顔認証で温度検知・勤怠打刻を実施できる今回の新機能を利用すると、温度検知やマスク着用の徹底、職場や施設内でのクラスター防止、インフルエンザ予防などの健康管理や、不正打刻防止を同時に実現するとアピールしている。