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ヒューマンテクノロジーズのクラウド勤怠管理「KING OF TIME」、iPaaS「Anyflow」とAPI連携

 株式会社ヒューマンテクノロジーズは21日、クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」が、Anyflow株式会社のSaaS型iPaaS(integration Platform as a Service)「Anyflow」とAPI連携したと発表した。これにより、さまざまなSaaSとの連携が可能になるとのことだ。

 KING OF TIMEは、PCとインターネットだけで勤怠管理を行える、クラウド型の勤怠管理システム。打刻データはWebブラウザ上でリアルタイムに管理可能なため、作業効率とコスト削減を実現するという。

 一方のAnyflowは、異なるSaaS同士を柔軟に接続したりデータを統合したりできるiPaaSプラットフォーム。海外のSaaSだけではなく国内SaaSにも対応できるほか、非エンジニアでも操作可能なノンプログラミング設計を採用する。また、直感的な操作性で定型業務・ワークフローの自動化を実現できる点も特徴とした。

 今回の連携では、ビジネスチャットのSlack上からKING OF TIMEの打刻、打刻後の出勤退勤通知ができるようになった。また今後は、ほかのチャットサービスとの連携や承認・エラー管理通知、従業員マスタ連携など、さまざまな連携強化を進めていくとのこと。

 また7月20日には、株式会社エーティーワークスのクラウド型入退室管理システム「iDoors クラウドV2」とAPI連携したことも発表された。

 こちらの連携では、iDoors クラウドV2のアクセスログが勤怠データとして自動的にKING OF TIMEに集計され、出勤時と退勤時にリーダーが付いたドアを通過することにより、出退勤の打刻が行われる仕組み。ドアを通過するだけで勤怠情報を収集でき、残業時間や遅刻、早退情報の集計作業なども必要なくなるという。

 また、KING OF TIMEに登録されたユーザー情報をiDoors クラウドV2へ同期させることも可能になる。