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勤怠管理クラウド「KING OF TIME」、勤務シフト表自動作成サービス「セコムかんたんシフトスケジュール」とのAPI連携を開始

 株式会社ヒューマンテクノロジーズとセコムトラストシステムズ株式会社は14日、ヒューマンテクノロジーズのクラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」が、セコムトラストシステムズの勤務シフト表自動作成サービス「セコムかんたんシフトスケジュール」とAPI連携を開始したと発表した。

 「KING OF TIME」は、PCとインターネットだけで勤怠管理を行える、クラウド型の勤怠管理システム。出退勤の打刻は、PC・スマートフォン(ブラウザ/アプリ)、ICカード、指紋、顔認証、温度検知連携、入退室連携などさまざまな手段から選択でき、休暇の取得や残業の申請承認など、従業員と管理者間でのやりとりもオンラインで行うことが可能だ。また、変形労働時間制など複雑な勤務集計や最新の法改正にも対応しているため、企業ごとに異なる就業ルールにも柔軟な設定で対応できる。

 一方の「セコムかんたんシフトスケジュール」は、セコムトラストシステムズの親会社であるセコムの研究と経験、吉野家の運用ノウハウ、エクサウィザーズのAIをベースに開発された勤務シフト表自動作成サービス。勤務シフトの必要人数、従業員の勤務条件に加えて、夜勤翌日に休みを設けるなどの順序条件、休み希望などの情報を基にシフト表を自動で作成できるという。

 この「セコムかんたんシフトスケジュール」で作成した勤務シフト表の情報を、勤怠管理などの別のシステムと連携させる場合は、従来、CSVファイルに出力してから、取り込み先のシステムであらためてCSV取り込み作業を行う必要があったが、両サービスの連携により、ボタンひとつの操作で連携可能になった。

 なお、この連携は、「KING OF TIME」のOEM製品である、セコムトラストシステムズの「セコムあんしん勤怠管理サービスKING OF TIME Edition」でも同様に利用可能とのこと。

セコムかんたんシフトスケジュールとKING OF TIMEの連携イメージ