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ヒューマンテクノロジーズ、「KING OF TIME」のオプションとして電子契約機能を提供

 株式会社ヒューマンテクノロジーズは3日、勤怠管理・人事給与統合クラウドシステム「KING OF TIME」のオプションサービスとして、電子契約機能「KING OF TIME 電子契約」を提供すると発表した。セコムトラストシステムズ株式会社が提供するトラストサービスのプラットフォーム「セコムパスポート Plus」と連携し、安全かつ利便性の高い電子契約を行えるという。

 「KING OF TIME 電子契約」は、さまざまな書類をクラウド上で管理できる電子契約サービス。紙で行っていた契約業務をすべてオンライン上で完結できるほか、請求書や領収書などの電子取引、ワークフローの一元管理(オペレーションフロー機能)など、さまざまな機能が用意されている。さらに、サービス全体を弁護士および税理士が監修しているため、電子署名法、電子帳簿保存法(電子取引、スキャナ保存)にのっとった管理に対応するとのこと。

 このうちオペレーションフロー機能では、販売や購買、契約といった複数部門にまたがる一連のドキュメントを一元管理可能。各業務プロセスで作成・使用する書類の現在の状態を可視化し、自動的に関連付けできるので、検索が簡単に行えるとした。

オペレーションフロー機能

 また、各種契約書への署名や領収書、社内稟議書などへのタイムスタンプを無制限で利用可能。データの保存先としては、企業が普段利用しているクラウドストレージサービスを指定できるので、別途ストレージを用意する必要がなく、コストを抑えながらシームレスな利用環境の構築が可能とした。対応するクラウドストレージは、Googleドライブ(Google Workspace Business Standardプラン以上)、SharePoint Online(Microsoft 365 Business Basicプラン以上)。

 なお今後は、KING OF TIMEとの連携機能を順次提供するとのことで、「KING OF TIME 勤怠管理」の簡易経費精算機能からアップロードした領収書に、タイムスタンプを自動で付与する機能を提供する予定。また、「KING OF TIME 人事労務」側のデータを参照し、採用内定通知書や雇用契約書などの各種入社手続きをシームレスに一元管理できるようにするとしている。