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ACCESS、ビジネスチャットを拡張した法人向け動態管理サービス「Linkit Maps」

 株式会社ACCESSは1日、法人向け動態管理サービス「Linkit Maps」を提供開始すると発表した。セールス、報道機関、物流、保守管理、訪問介護など、外回りスタッフの業務効率向上を支援できるとのことで、すでに株式会社TBSテレビが先行導入しているという。

 Linkit Mapsは、クラウド型ビジネスチャットサービス「Linkit」をベースに、動態管理機能を拡張したサービス。アプリをスマートフォンにインストールするだけで利用開始でき、外回り要員の訪問ルートや位置情報を地図上にリアルタイムで表示して共有し、チャットで連絡を取り合える。

 具体的には、スマートフォンのGPS機能を用いて、地図アプリ上に外回り要員の位置情報や移動ルートを表示でき、部署やプロジェクトといった単位で位置情報の共有を行える。なお、表示用のWebブラウザはPC(Google Chrome)、スマートフォン(iOS/Android)に対応しているので、社内からでも出先からでも利用可能できるとのこと。

PCでの動態管理画面

 また、あらかじめ複数の訪問先の住所を登録することにより、従業員間で訪問ルートの共有や訪問先のバッティング回避にも活用可能。過去の時刻を指定して移動履歴を表示できるので、訪問履歴をエビデンスとして利用したり、PC上で活動履歴を自動保存し、効率的なルート分析を行ったりすることも可能とした。位置情報共有の有無や公開範囲は各社員ごとに設定できる。

スマートフォンでの動態管理画面
スマートフォンでのチャット画面

 なお、Linkit Mapsの開発には、TBSテレビをはじめとするLinkit導入企業の声が反映されたとのことで、TBSテレビでは、取材クルーの業務管理・情報共有・安全管理にLinkit Mapsを利用しており、迅速かつ安全な取材活動を実現したとしている。