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ビジネスチャット「direct」、無償のチャットボットレンタルサービスに3種類を追加

作業時間などの記録やタグ付きメッセージの収集が可能に

 株式会社L is Bは22日、自社のビジネスチャット「direct」向けに提供されているチャットボットレンタルサービス「direct bot RENTAL」において、新たに3つのサービスを追加すると発表した。directのユーザーであれば、新サービスを含め全14種類のチャットボットを無償で利用できる。

 「direct」は、LINEに似たインターフェイスを持つ、社内利用に特化したチャットツール。同社ではチャットを利用した業務改革を推進するため、チャットボットの利用促進に注力しており、他システムを連携させるためのボット開発用SDK「daab SDK」を提供する一方、社内で開発できないユーザーにも広く活用してもらえるよう、direct bot RENTALにおいて、「一行日報ボット」「GPS勤怠ボット」「写真報告書ボット」などをレンタル提供してきた。

 今回はこのラインアップに、3種類を追加する。

 1つ目の「行動予定表ボット」は、自分とメンバーの行動予定を共有できるもの。ボットに話しかけて自分の予定を登録すると、登録した予定が組織内の全メンバーに自動で通知されるという。また、自分が登録した予定を表示したり、全メンバーの予定を一覧で確認したりすることも可能とした。

 2つ目の「作業を記録するボット」は、現場での作業時間や作業内容を位置情報とひも付けて記録するチャットボット。GPSと連動したdirectの標準機能「今ココスタンプ」を投稿することで、一日の作業開始時間・作業終了時間・位置情報を時間軸で記録できる。加えて、当月・前月分の作業記録を任意のタイミングでExcelファイルにて出力することも可能。こうした機能により、作業を逐一記録する負荷から従業員を開放するとしている。

 最後は、#(タグ)付きのメッセージを集めてリスト化し、Excelファイルに出力する「#タグで集めるボット」。顧客情報、ニューストピックスなど関連情報の集約に活用できるとのことだ。