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電子帳票ソリューション「ConMas i-Reporter」とビジネスチャット「direct」が連携、現場の生産性向上を支援

 株式会社シムトップスと株式会社L is Bは7日、シムトップスの電子帳票ソリューション「ConMas i-Reporter」と、L is Bのビジネスチャット「direct」を連携させると発表した。

 ConMas i-Reporterは、Excelで作成された紙帳票のレイアウトをそのままタブレットに取り込み、電子帳票化するサービス。保守点検業務や建設現場での工事記録、倉庫管理など、帳票のある現場に導入することで、ペーパーレス化を実現できるようになるという。

 今回、同サービスがビジネスチャットのdirectとの連携に対応し、さまざまな通知などを行えるようになる。具体的には、ConMas i-Reporterの承認フローにおける申請・差し戻し・承認の各タイミングにおいて、設定した内容のメッセージをdirectで通知できる。この機能を利用するすると、メッセージ内に含まれた帳票のURLから該当する帳票を起動し、承認スタンプの押印や差し戻しなどを行えるとのこと。

 また、ConMas i-Reporterのアプリから入力帳票を「サーバーへ保存し編集継続」「サーバーへ保存し編集終了」したタイミングや、入力帳票を「完了保存」したタイミングで、設定した内容のメッセージを通知することも可能となった。これにより例えば、「アクション」クラスターを用いて、帳票上に「directへ報告書の作成を通知」とラベルを付けたボタンを張り、そのボタンのタップから本処理を行う、といったことができるとした。

 加えて、「編集保存」「完了保存」時に、その帳票の指定したクラスターの入力値が、あらかじめ設定された条件になった(例:指定した測定値が50mm以上となった)場合に、設定した内容のメッセージを通知することも可能となった。

 このほか、スケジュールの登録通知、帳票定義の承認通知、モバイル端末の固体認証通知なども行える。

 なお両社によれば、今後、製造・保守点検・建設などの現場において、進行管理やコミュニケーションを支援するツール「nXProjectHub」とdirectとの連携を予定しているとのことだ。