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アイネットの横浜データセンター「inet annex」、データセンター間ネットワークにNTT東日本のIOWN APNを採用
2026年3月9日 12:55
NTT東日本株式会社神奈川事業部(以下、NTT東日本)は6日、株式会社アイネットが2月に横浜市内で運用開始したデータセンター「inet annex」において、IOWN構想の中核技術であるオールフォトニクスネットワーク(以下、APN)を用いたデータセンター間ネットワークが採用され、同ネットワークを提供していると発表した。
この取り組みは、AI・データ利活用の高度化に伴い拡大する大容量・低遅延・高信頼なデータセンター間通信需要に応えるもので、IOWN構想が「実証」から「社会実装」フェーズへと進展していることを示す具体的な事例だとしている。
データセンターは、セキュリティや災害対策に加えて、AI・データ利活用の高度化により需要が増加しており、さらに複数データセンターを高速につなぐ分散配置型モデルが求められている。こうした状況を踏まえ、NTT東日本の施設内にアイネットの自社データセンターとの連携拠点として「inet annex」が開設された。
データセンター間では、膨大なデータの計算処理を分散させるなどの目的で、高速・大容量・低遅延なネットワーク接続が必要不可欠となっている。inet annexでは、今後のデータセンター間のトラフィック増加に対応するため、IOWN APNを採用した。
また、データセンター間のネットワークは、冗長構成(2経路)とすることで、中継ケーブルの切断といった障害時においても通信継続性を確保できる構成となっている。
NTT東日本は、IOWN構想の社会実装をさらに加速させるとともに、AI時代に求められる持続可能で柔軟なネットワーク基盤の提供を通じて、地域社会および顧客のデジタルトランスフォーメーションに貢献していくとしている。
