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インターコムの資産管理クラウド「MaLionCloud」、ソニービズの勤怠管理クラウド「AKASHI」が連携

労務管理支援機能により長時間労働の是正対策を実行可能

 株式会社インターコムは17日、情報漏えい対策+IT資産管理クラウドサービス「MaLionCloud」を、ソニービズネットワークス株式会社のクラウド型勤怠管理システム「AKASHI」と連携させたと発表した。また同日より、この連携に対応したMaLionCloudの新版を提供開始している。

 今回の連携では、両クラウドサービスを活用するユーザー企業が、打刻データを基にした勤怠管理、労働状況・残業状況の可視化などが可能になる。

AKASHIとの連携によるMaLionCloud労務管理支援機能の概要

 具体的には、AKASHIで記録された打刻データをMaLionCloudに集約し、MaLionCloudが管理するPC稼働データと合わせて従業者PC別に稼働状況をグラフレポートとして提示することで、サービス残業などの実態を一目で把握できるようになるという。

端末稼働状況レポート

 また、AKASHIの管理画面から打刻データ(CSV形式)をあらかじめ出力しておくことにより、打刻データの取り込みからレポート出力までを、毎日および毎月定期実行することが可能。作成された日別/月別の各端末稼働状況レポート(Excel形式)は、MaLionCloudのレポート画面上からいつでもダウンロードして確認できる、

 さらに、36協定の内容をAKASHI上に設定することで、同協定上の時間外労働時間数を踏まえた警告表示やPC強制終了などを行えるので、残業管理を徹底できるとしている。