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テクマトリックス、MCPサーバー搭載でAI連携を強化したC/C++言語対応テストツール「C/C++test 2025.2」を販売

 テクマトリックス株式会社は12日、米Parasoftが開発したC/C++言語対応テストツール「C/C++test 2025.2」の販売を開始した。

 C/C++testは、静的解析(コーディング規約チェック・フロー解析)、動的解析(単体テスト、カバレッジ計測、実行時メモリエラー機能など)を搭載したC言語/C++言語対応オールインワンテストツール。車載機器、産業機器、医療機器、OA機器といった組み込みソフトウェアの開発や、ミドルウェアの開発、Windows/Linuxアプリケーションの開発など、さまざまな現場で利用されている。

 新バージョンでは、MCP(Model Context Protocol)サーバーの搭載により、AIエージェントやLLM(大規模言語モデル)ベースのコーディングアシスタント(GitHub Copilotなど)と連携したスムーズなツール利用が可能となった。MCPサーバーが静的解析の結果や、検出された違反のルールドキュメント、およびユーザーガイドの情報をAIエージェントに提供することで、違反に対する具体的な修正案やツール利用における問題の解決方法などを提示できる。

 コーディング規約のサポートの強化では、最新のCコーディング標準であるMISRA C:2025(2025/3発行)に完全対応した。MISRA C:2025はMISRA C:2023の改良版と位置付けられたアップデートとなり、コンプライアンス負荷軽減のためのルール削除/集約、AI生成コードへの方針の明確化、機能安全性の強化としてポインタやunion管理の厳格化などが行われた。また、CWE(Common Weakness Enumeration)に対応するルールが大幅に増加し、107種類のCWE-IDに対応するルールが用意された。

 そのほか、静的解析の抑制機能の強化、単体テストの詳細カバレッジレポートの作成機能の強化、およびサポート環境としてNVIDIA CUDA Compiler 12.8などが追加された。C/C++testの付属アプリケーションであるParasoft DTPでは、「テスト失敗の分類」機能、LLMと連携したAIチャットボットなどが追加された。