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ロココの勤怠管理システム「RocoTime」と、インターコムのIT資産管理「MaLionシリーズ」が連携

労働時間の正確な把握などを支援

 株式会社ロココと株式会社インターコムは17日、ロココの勤怠管理システム「RocoTime」と、インターコムのIT資産管理+情報漏えい対策システム「MaLionCloud」「MaLion 6」(以下、MaLionシリーズ)を連携させたソリューションを提供開始したと発表した。

 RocoTimeは、日本の商慣習を考慮して開発された勤怠管理システム。約500のパラメータ設定、スタートアップ支援、柔軟なカスタマイズといった機能により、企業ごとに特有の就業規則にも対応できるという。

 一方のMaLionシリーズは、組織の情報漏えい対策やIT資産管理を総合的に支援する製品で、Webアクセス監視、送受信メール監視、外部デバイス接続監視、印刷監視、アプリケーション起動監視、ファイルアクセス監視など、さまざまなPC操作の監視機能を搭載しているほか、IT資産情報の収集とライセンス管理の機能も利用できる。

 今回、こうした特徴を持つRocoTimeとMaLionシリーズが連携することにより、労働時間の正確な把握が可能になるという。例えば、サービス残業の実態は記録上に表れにくいが、今回の連携では、従業者の打刻データに基づく労働時間とPC稼働ログに基づく労働時間を比較し、その時間の乖離(かいり)を可視化できるようになったとのこと。また、従業者の行動を目で追えないテレワーク中の勤怠管理としても活用できるとした。

 さらには、終業時刻を過ぎても稼働しているPCに対して残業警告を表示したり、PCを強制シャットダウンしたりすることも可能で、より強力な労務管理を実行できるとしている。