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ソニーネットワークコミュニケーションズの勤怠管理クラウド「AKASHI」、働き方改革関連法への対応を強化

 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は27日、クラウド型勤怠管理システム「AKASHI」において、「年次有給休暇管理簿機能」を提供開始すると発表した。従業員の労働時間を正確に把握・適切に管理するための「36協定機能」とあわせて利用することで、4月1日から順次施行される働き方改革関連法に対し、迅速に対応可能になるという。

 AKASHIは、PC、iPad、スマートフォン、FeliCaカード、専用打刻機などさまざまなデバイスに対応するクラウド型勤怠管理サービス。シンプルなデザインと操作性により、マニュアルがなくても簡単に管理が行える点が特徴としている。

 今回提供される「年次有給休暇管理簿機能」は、年次有給休暇の取得時季、取得日数、基準日などを、従業員ごとに記録できる機能。それらを事業場ごとに作成・保管することも可能という。

年次有給休暇管理簿 画面イメージ
年次有給休暇管理簿 年休取得状況 従業員用画面イメージ

 一方、以前より提供されている「36協定」では、従業員別に、労働時間や時間外労働時間を一覧で可視化することや、各企業で定められた労働時間を超過する場合に警告を通知することが可能。両機能をあわせて利用することにより、従業員・管理者双方において、正確な労働実態把握と勤怠管理を実現するとしている。

 AKASHIでは、機能の合わせて3つのプランを提供しており、1ユーザーあたりの価格(税別)は、「タイムレコーダー」プランが月額200円、「スタンダード」プランが月額300円、「プレミアム」プランが月額400円。各プランとも最小10ユーザーから利用できる。

 なお、「36協定機能」は全プランで利用可能。新たに提供される「年次有給休暇管理簿機能」はスタンダードプラン以上で利用できるとのこと。