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オウケイウェイヴ、サポート業務に特化したAIチャットボットを提供

 株式会社オウケイウェイヴは、顧客サポートに特化したAIソリューション「OKBIZ. for AI Chatbot」を6月3日に発売する。自社のAI技術と企業FAQを組み合わせ、AIチャットボットが利用者の疑問を回答するという。

 OKBIZ. for AI Chatbotは、オウケイウェイヴが運営しているQ&Aサイト「OKWAVE」で蓄積された3600万件以上のQ&Aビッグデータと、独自のAI技術「KONAN」の活用により、企業の顧客サポート業務の効率化と顧客接点の強化を実現するAIチャットボット製品。

 自動応答を行う標準エンジンとして、既存製品「OKBIZ.for AI Agent」と同様のAIエンジンを搭載。顧客が入力した質問に不足があるなど、回答が絞り込めない場合にも、回答候補のFAQや入力した内容に関連する語句を自動的にサジェスト(示唆)する「独自の聞き返し」を特長としており、AIチャットボットがサジェストする選択肢からも回答が絞り込めるため、質問入力の手間も軽減するとした。

 また、回答データベースとなるFAQを管理するソフトウェアとして、「OKBIZ. for FAQ」を利用。追加・更新されるFAQデータを随時、AIが自律的に機械学習することに加え、FAQに関連する単語もあわせて自動的に機械学習する「インテリジェンスラーニング」機能を備えている。

 これにより、AIチャットボットの運用時の課題とされている、FAQ(回答データベース)の二重管理と、回答シナリオの設定やチューニングといったメンテナンスを行うことなく、導入・運用を実現するとした。

 なお、これまで販売してきた「OKBIZ. for Chat & Bot」の後継製品として、AIチャットボット機能と、有人チャットサポート機能に両対応して提供されるとのこと。