ニュース

記事管理とチケット管理でヘルプデスク運営を支援、オウケイウェイヴのクラウドツール「OKWAVE IBiSE」

 株式会社オウケイウェイヴは15日、クラウド型ヘルプデスクツール「OKWAVE IBiSE」を販売開始したと発表した。場所や人、環境を問わず、社内外への情報共有や問い合わせの一元管理を行えるとのことで、すでにさくらインターネットが試験導入を行っているという。

 OKWAVE IBiSEは、全社や部署間を超えた社内情報共有、顧客向けのFAQ(よくある質問とその回答)サイトの開設、問い合わせの一元管理といった機能を備える、クラウド型ヘルプデスクツール。「記事管理」と「チケット管理」の機能を備えており、容易な情報共有を実現するという。

 このうち「記事管理」では、直感的なユーザーインターフェイスの管理画面上で、ナレッジの作成を簡単に行え、社内ナレッジベース、または顧客などに向けた一般公開向けのFAQサイトを開設できるとした。なお、最上位の「Professionalプラン」では、マルチブランド(3サイトまで開設可能)や、公開期間の設定、多言語(日・英・中)対応なども行える

 一方の「チケット管理」では、従業員や顧客などのエンドユーザーからのお問い合わせを、1つのチケットとして管理可能。Webフォーム、メール、チャットなどさまざまなチャネルからの問い合わせを一元管理し可視化することで、業務の効率化と、顧客(社内利用の場合は従業員などの)満足度向上を実現するとした。また「Professionalプラン」では、ビジネスチャット「Slack」上からの利用にも対応する。

 利用料金は基本利用料とユーザー利用料の2つから構成されており、例えば、メンバー登録数が3人までに制限されるエントリー向け「Essentialプラン」の場合、基本利用料が月額1万1500円、ユーザー利用料が1ユーザーあたり月額1700円。このほか、割安な年払い契約も提供されている。また、申し込み後30日間のトライアル利用が可能だ。