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オウケイウェイヴ、AIチャットボット「OKBIZ. for AI Chatbot」に運用性を向上させる新機能を追加

 株式会社オウケイウェイヴは14日、サポート業務特化型AIチャットボットソリューション「OKBIZ. for AI Chatbot」に、運用性を向上させる新機能を追加し、提供を開始した。

 OKBIZ. for AI Chatbotは、オウケイウェイヴが運営するQ&Aサイト「OKWAVE」の3700万件超のQ&Aデータを学習済みのAIに、導入企業が持つFAQを組み合わせることで、顧客からの質問に対して、AIチャットボットが最適なFAQの提示による高精度な回答を行えるWebサポートツール。

 顧客からの問い合わせ内容に対し、回答候補が多いとAIが判断した場合には、AI自らが聞き返しを行う機能を持つほか、導入後も自律的に機械学習を重ねていき、回答精度の向上を図る。また、FAQシステム「OKBIZ. for FAQ」との連携により、FAQを活用した顧客対応ナレッジの一元管理を実現する。チャットボット機能に加え、有人チャット機能、LINEやFacebook Messengerなどのチャットツールとの連携機能、音声連携などのオプションを備え、オンライン上のチャットサポートをトータルに推進する。

 今回、新機能として、AIの学習および正答率算出に使用する「想定質問」をメンテナンスする「想定質問リスト機能」の提供を開始した。想定質問リスト機能は、管理画面上で想定される質問を入力し、回答させたいAIに回答させたいFAQを選択する操作だけで、AIの回答精度のチューニングを行える。想定していない未知の質問が発生した場合など、新たにAIに自動学習させるためのチューニングが必要な際に、AIの専門知識がない担当者でも簡単に行えるようにした。

 また、「統計レポート機能」の拡充として、前述の「想定質問」に対するAIの正答率を算出する統計レポートの追加や、ボットと顧客の会話ログの視認性・検索性の向上を図った。これらにより、AIによる回答をより正確に行うためにどのようなFAQが必要か、どのようなチューニングをすべきかをスピーディーに分析できるようにした。

 OKBIZ. for AI Chatbotでは、よく閲覧されるFAQに対して数パターンの「想定質問」を作るだけで自動学習が行えるため、少ない工数で高度なAIサポートの提供を実現でき、今回の「想定質問リスト機能」の搭載により、よりタイムリーな正答率向上対策が可能になるとしている。