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セイコーソリューションズ、ソフトウェア版のロードバランサー「Netwiser Virtual Edition」を提供

 セイコーソリューションズ株式会社は16日、ロードバランサー製品群「Netwiserシリーズ」の新ラインアップとして、ソフトウェア版の「Netwiser Virtual Edition」を提供開始すると発表した。

 Netwiser Virtual Editionは、VMware ESXiやKVMなどの仮想基盤上で動作するソフトウェア版のロードバランサー。

 セイコーソリューションズによれば、これまでの一般的なソフトウェアロードバランサーは、アプライアンス版に比べて機能や性能が限定的だったり、複雑なライセンス形態や制限的な課金体系で提供されていたりしたというが、Netwiser Virtual Editionは、帯域や利用コア数を問わないシンプルなライセンス体系になっているほか、アプライアンス版「Netwiserシリーズ」のすべての機能を提供するという。

 このうち機能面では、既存のアプライアンス版Netwiserから、直感的に操作可能な日本語GUI、必要十分なロードバランス機能、SSL暗号化の標準対応といった特長を継承しているとのこと。

 対応ハイパーバイザーはVMware ESXi、KVM(RHEL/CentOS)。ライセンス価格はオープンだが、前述のように、ライセンスによって利用可能な帯域が制限されることはないとした。

 なおセイコーソリューションズでは、Netwiser Virtual Editionについて、2017年以降、複数の商用クラウドサービスでの稼動実績がある点もアピールしている。

 また、6月12日~14日に千葉・幕張メッセで開催される展示会「Interop Tokyo 2019」のセイコーソリューションズブースにて、同製品を展示するとのことだ。