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法人向けクラウド「ユニリタクラウドサービス」、セイコーソリューションズのソフト版ロードバランサーを提供

 株式会社ユニリタは、法人向けクラウドサービス「ユニリタクラウドサービス」において、セイコーソリューションズ株式会社のソフトウェアロードバランサー「Netwiser Virtual Edition」をサービスメニューとして採用し、5月より提供開始すると発表した。

 Netwiser Virtual Editionは、VMware ESXiやKVMなどの仮想基盤上で動作するソフトウェアロードバランサー。ハードウェアアプライアンス「Netwiserシリーズ」の全機能を継承したソフトウェア版で、セイコーソリューションズの自社開発による国産品質とサポート体制により、官公庁・自治体やクラウドサービスを中心に導入・利用実績があるという。

 一方のユニリタクラウドサービスは、データセンターとフルマネージドサービスを組み合わせ、企業の課題解決を支援するクラウドインフラサービス。今回はそのメニューにおいて、Netwiser Virtual Editionをサービスラインアップとして追加し、新たに提供を開始する。

 今回のNetwiser Virtual Edition採用により、サーバーへのアクセスを集約し、事前に設定されたルールに従って、リソースに余裕があるサーバーを選択にアクセスを振り分けられるようになるので、クラウドリソースの有効活用にもつながるほか、こうしたアクセス集中、あるいはサーバー故障などの場合でも、アクセス中の利用者に安定したサービス提供を継続可能になるとしている。