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Dropbox Business、複数のチーム管理を可能とする大規模環境向け「マルチチーム管理機能」を提供

 Dropbox Japan株式会社は1日、法人向けのクラウドストレージ「Dropbox Business」において、複数のチーム管理を可能とする「マルチチーム管理機能」を提供開始すると発表した。

 Dropbox Businessは、法人向けの管理機能を備えたクラウドストレージサービス。今回提供するマルチチーム管理機能は、最上位プラン「Enterprise」を利用する比較的大きな組織に向けた機能で、管理者が複数のDropbox Businessチームの状況を簡単に把握し、管理できるようにするという。

 また、Dropbox Businessチームの管理者権限をチーム外のユーザーにも付与できるようになる。これにより、例えば、営業、マーケティング、財務の各部門が別々のDropbox Businessアカウントを設定しているような場合でも、各チームの管理者が会社のIT部門にも管理者権限を与えられるようになるとした。

 なお、別のチームへのアクセス権が付与されたマルチチーム管理者は、管理しているすべてのアカウントを自由に切り替えられるので、ログアウトとログインの操作を繰り返す必要はない。

 また、各チーム管理者が管理権限を保持したまま、会社側でも各アカウントのアクティビティを確認できるので、Dropbox Businessの拡張や管理がこれまでよりも容易になるとしている。

 なおマルチチーム管理機能は、まず、先行アクセスプログラムを利用しているDropbox Business Enterpriseプランのユーザーを対象に提供されるとのこと。