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Dropbox、「Google Cloud Identity」との統合機能を提供開始

 Dropbox Japan株式会社は5日、ビジネス向けプラン「Dropbox Business」の顧客に対して、Googleの企業向けモバイル管理サービス「Google Cloud Identity」との統合機能の提供を開始した。

 Google Cloud Identityは、ID管理やシングルサインオン機能、デバイス管理機能などを提供する企業向けのモバイル管理サービス。

 今回提供を開始した統合機能により、Dropbox Businessの顧客は、従業員の入社、異動、退職に応じてDropbox Businessアカウントへのアクセスを管理できるようになる。シングルサインオンに対応し、ユーザーはGoogleのログイン情報を使用してDropboxアカウントにアクセスできるとともに、Google認証システムのアプリやTitan Security Keyなどの多要素認証を利用してセキュリティを確保できる。

 Dropboxでは、コンテンツやセキュリティの管理を容易にするため、2018年11月にGoogle Cloud Identity、BetterCloud、Coronet、Proofpoint、SailPointとの新たなパートナーシップを締結している。Dropbox Businessのセキュリティ機能はあらゆる企業のニーズに対応しているが、今回新たなパートナーから提供される管理や可視化のためのツールにより、その機能はさらに強化されるとしている。