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Dropbox、動画によるコミュニケーションツール「Dropbox Capture」など3つの新機能を発表

 Dropbox Japan株式会社は29日、テレワークにより分散型となったチームやクリエイターに適した3つの新製品として、明確なコミュニケーションと時間短縮を実現する「Dropbox Capture」、動画へのフィードバックをシンプルにする「Dropbox Replay」、デジタルコンテンツを販売できる「Dropbox Shop」を発表した。

 各サービスは現在、いずれも英語版のみの提供となっている。Dropbox Captureは個人用プランとビジネス用プランでベータ版として提供されており、Dropbox Replay、Dropbox Shopは、まもなくベータ版が提供開始となる予定。

 Dropbox Captureは、スクリーンショットやGIF、画面を直接録画した動画により、仕事の内容やアイデアを共有できる、オールインワンのビジュアルコミュニケーションツール。

 長文のメールやドキュメントの代わりに、短いビデオメッセージを活用して、効率的なチームコミュニケーションを実現。作業内容をビジュアルで表現することで、メッセージを明確化できる。

 これにより、連携をより緊密にでき、最新の状況や仕事の進捗(しんちょく)を記録してチームと共有でき、参加不可能な時間帯に設定される海外とのミーティングなども回避できるとしている。

Dropbox Capture

 Dropbox Replayは、動画コンテンツに対するフィードバックの収集、管理、対応をすべて1カ所で簡単にできる、動画コラボレーションツール。

 高画質な動画再生機能を備え、動画をダウンロードすることなく動画を簡単に共有でき、コメント機能により、Dropboxアカウントを持っていないユーザーでも、フレーム単位でコメントや注釈を付けられる。フィードバックはすべてDropbox Replayに記録されるため、共同編集者からのメールやチャットを検索するといった手間が不要になる。

 また、リアルタイムで動画を視聴できるライブレビュー機能により、試写室をバーチャルに再現可能。これらの機能により、動画プロジェクトを確実に管理し、進捗を確認できるとしている。

Dropbox Replay

 Dropbox Shopは、Dropboxに保存している、アート作品やプラグイン、楽曲といったデジタルコンテンツを販売できるサービス。

 DropboxやPCから直接コンテンツを追加し、カスタム画像や音声、動画プレビューを設定して、価格を決定するだけで、商品リストを簡単に作成可能。決済時にコンテンツが自動配信されるため、顧客の支払いサポートやコンテンツ配信の管理は不要で、販売が行える。

 商品リストを顧客に直接渡すことも、ソーシャルメディアで共有することも可能。追加ダウンロードの際には、メールアドレスの確認を求めることで、コンテンツの安全性を保証できる。また、売上集計や閲覧数、収益分析によって、コンテンツを評価できる。

Dropbox Shop