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PCA、中堅企業ならではのニーズに対応した業務ソフト製品群「PCA hyperシリーズ」

 ピー・シー・エー株式会社(PCA)は12日、中堅企業向けの業務ソフトウェア製品群「PCA hyperシリーズ」を提供すると発表した。第1弾として、会計ソフト「PCA 会計 hyper」と固定資産管理ソフト「PCA 固定資産 hyper」を2月15日より販売開始する。

 PCA hyperシリーズは、自社の統合型基幹業務パッケージ「PCA Dream21」で得た、中堅企業における基幹業務システムへのニーズを、従来の「PCA DXシリーズ」に反映して開発された新たな製品群。年商10億円~100億円、従業員数1000名以下、グループ子会社10社未満の中堅企業を主な対象としており、グループ企業管理・セグメント管理機能をはじめ、PCA hyperシリーズを統合管理できるツールを搭載している。

 製品はクラウドサービス「PCAクラウド」にも対応し、企業の成長にあわせてオンプレミス-クラウドの運用を柔軟に切り替えられる点も特徴。また、PCA DXシリーズで搭載したAPI「PCA Client-API」「PCA クラウド Web-API」を引き続き利用できるので、オンプレミスでもクラウドでも、さまざまなシステムとのシームレスな連携を行えるとしている。

 さらに、グループ企業での利用を考慮した設計となっており、親会社-子会社間でのマスター転送機能や、出向・転籍といった人事配置への対応、統合管理ツール「システム管制センター」による管理工数の削減など、中堅企業でのさまざまなニーズに対応するとした。

 ラインアップとしては、会計、固定資産管理に続き、給与ソフト「PCA 給与 hyper」と人事管理ソフト「PCA 人事管理 hyper」を7月に、「PCA 会計 hyper 債権管理オプション」と「同 債務管理オプション」を2020年2月に提供する予定。

 価格は、PCA 会計 hyper、PCA 固定資産 hyperとも、オンプレミス版が41万円(税別)から、クラウド版が月額1万6000円(税別)から。