PCA、オンプレミス版の業務ソフトを月額・年額契約で提供する「PCA サブスク」

　ピー・シー・エー株式会社（PCA）は1日、業務ソフトウェア「PCAシリーズ」のオンプレミス版（パッケージ版）をサブスクリプションサービスとして利用できる「PCA サブスク」を発表した。5月11日よりサービスを提供開始する。

　「PCA サブスク」は、パッケージ版の業務ソフトウェアを、初期費用なしの月額契約、または年額契約で利用できるサービス。ソフトウェアに加えて、サポートコールセンターも利用できる。

　クラウド版と同様、追加費用なし最新のプログラムを利用できるため、法改正などにも対応可能。従来のリビジョンアップだけではなく、パッチレベルでの機能改善・修正を自動的に適用できるとした。さらに、パッケージ版では有償となるAPI機能「Client-API」が標準で搭載される。

　なお、オンプレミスでの利用のみならず、「PCA サブスク」で提供されるソフトウェアをパブリッククラウド環境にインストールして利用することも可能だ。

　製品はPCAじまんシリーズ、PCA DXシリーズ、PCA Hyperシリーズなどが対象となり、会計や給与といった単機能のソフトウェアに加えて、複数のPCAソフトウェアが使い放題になる「コンプリートモデル」も用意される。

　価格例（税別）は、「PCA会計hyper」「PCA人事管理hyper」などのPCA hyperシリーズ単品が、月額1万4000円から、ないしは年額16万8000円から。PCA hyperシリーズが対象のコンプリートモデル「PCA hyperコンプリート」は、月額4万2000円（7製品）から、ないしは年額50万4000円（8製品）からとなる。