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PCA、AWSをサーバー環境として利用するクラウド型業務ソフト「PCAクラウド on AWS」

Web-API機能を標準搭載

 ピー・シー・エー株式会社(以下、PCA)は22日、中堅・中小企業および非営利法人向けのクラウド型業務ソフトウェア「PCAクラウド」において、新ラインアップ「PCAクラウド on AWS」を4月9日より提供開始すると発表した。

 PCAでは業務ソフトウェアの提供形態として、従来の買取型パッケージに加え、サブスクリプション型として、クラウドサービス「PCAクラウド」、オンプレミスで利用する「PCAサブスク」を用意しているが、今回は3つ目の形態として、Amazon Web Services(AWS) 東京リージョンをサーバー環境として利用する「PCAクラウド on AWS」を提供する。

 利用企業の運用にあわせて、パッケージを購入することなく、月額契約または年額契約で、必要な期間だけPCAのソフトウェアを利用可能。追加費用なしで、常に最新のプログラムバージョン(およびリビジョン)が利用できるほか、電話やリモートでのサポートサービスも提供される。

 また、5時~24時の利用時間が設定されているPCAクラウドと異なり、24時間365日利用できるが、最大CAL数(同時接続)が3CALに限定される、SLAが提供されないといった違いがある。

 さらに「PCAクラウド on AWS」には、PCAクラウドでは有償となるWeb-APIが標準搭載され、Web-APIの追加費用なしでさまざまな連携を実現。PCAクラウドに比べてサーバー利用ライセンスを安価に提供するため、より手軽に導入できるとのこと。

 加えて、3カ月の無料試用期間を設定しており、実際の運用を想定し、パフォーマンスを確認してからの導入に対応する。なお、PCAサブスクやPCAクラウド、「PCAクラウド on AWS」は、買取型パッケージと同等の機能・操作性を備え、データ互換性も維持されているので、既存のPCA製品の利用企業もスムーズに移行可能としている。

 価格は月額1万1550円(税込)から。