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NTTデータ先端技術、Hinemos 6.1対応のエンタープライズ向けサブスクリプションを販売

インシデント管理連携ツール、有償セミナーの受講チケットなどを新たに提供

 NTTデータ先端技術株式会社は、オープンソースで開発されているの統合運用管理ソフト「Hinemos(ヒネモス)」において、新版「同 ver.6.1」に対応したサブスクリプションの販売を、4月1日より開始する。

 Hinemosは、システム監視/ジョブ管理の両機能を備えた統合運用管理ソフトウェア。GitHub上に公開されており、誰でも自由にダウンロードして利用することができるが、NTTデータ先端技術では、このHinemosをエンタープライズ環境で利用するために、「ソフトウェア」「アップデート」「トレーニング」「サポート」の4つのサービスをまとめて提供する「Hinemosサブスクリプション」を提供してきた。

 今回新たに提供されるのは、2月7日に公開された最新版のHinemos ver.6.1に対応したサブスクリプション。新たに、ServiceNow、Redmine、Jira Service DeskといったITサービス管理(ITSM)製品と連携する「インシデント管理連携ツール」、Hinemos ver.6.1を利用した運用管理方法を学べる有償セミナーの招待チケット2枚を提供する。

 またこれまでは、マネージャー/クライアントに追加機能をインストールする際、インストーラーを実行するだけではなく、認証用のキーファイルを配置するなどの追加の手順が必要だったが、最新のサブスクリプションで提供するマネージャー/クライアントでは、インストーラーを実行するだけで、自動的にキーファイルの配置などを行ってくれるようになった。

 価格は年間80万円(税別)から。NTTデータ先端技術では、Hinemosアライアンス企業、あるいはHinemos取扱企業と連携を進め、1年間で500本の販売を目指すとしている。