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NTTデータ先端技術とアトミテック、「Hinemos」のサブスクリプションモデルを米国向けに提供

 NTTデータ先端技術株式会社と株式会社アトミテックは27日、オープンソースの統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」のサブスクリプションモデル(以下、Hinemosサブスクリプション)を、同日より米国向けに提供すると発表した。ダウンロード販売の形態で提供する。

 Hinemosは、オープンソースソフトウェア(OSS)として開発されている統合運用監視ソフトウェア。ソフトウェア本体はGitHubで公開されており、誰でも自由にダウンロードして利用できるが、NTTデータ先端技術とHinemosアライアンスでは、エンタープライズ環境で利用するために必要となるソフトウェア、アップデート、サポートなどをまとめて利用できる権利を、Hinemosサブスクリプションとして展開してきた。

 これまで、そのHinemosサブスクリプションは主に日本国内に向けて提供されていたが、今回はアトミテックの100%子会社であるUS Atomitechの専用ダウンロード販売サイト「Hinemos Store」において、米国向けダウンロード販売を開始する。またこれに伴い、製品およびドキュメント類の英語サポートも提供開始するとのこと。

 なおNTTデータ先端技術とアトミテックでは、ほかのHinemosアライアンス企業と連携強化を進め、Hinemosサブスクリプションに関して、年間500本の販売を目指すとしている。また今後は、欧州など地域でも販売を検討する。