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アット東京、クラウド接続などのネットワーク相互接続関連情報に特化したポータルサイト「ATBeXポータル」を開設

 株式会社アット東京は28日、ネットワークプラットフォームサービス「ATBeX」についてのコンテンツを中心として、クラウド接続などのネットワーク相互接続関連情報に特化したポータルサイト「ATBeXポータル」を公開した。

 ATBeXは、アット東京のデータセンター間や提携データセンター間で、複数の顧客ネットワーク間接続を提供するネットワークプラットフォームサービス。Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)、IBM Cloud、Oracle Cloudといった主要クラウドサービスへの閉域網接続や、PCCW Globalが提供する世界50カ国以上のデータセンターを相互接続するNaaSプラットフォーム「Console Connect」を通じた海外への接続などを容易に行える。

 アット東京では、デジタルトランスフォーメーション(DX)への注目が高まる中、クラウド接続やネットワーク構築を柔軟かつ迅速に行うことはDXの基本と言えるとして、ATBeXポータルではこれらに関するさまざまな情報を発信していくとしている。

ATBeXポータル トップ画面イメージ

 サイトでは、ATBeXに関する新しいサービス情報や技術情報のほか、ATBeXを利用した各クラウドへの接続サービスや、ATBeXと接続することで利用可能となるパートナーのサービスの紹介、ATBeXの紹介動画、クラウドへのつなぎかたを解説する基礎講座といったブログ記事などを掲載する。

 また、接続したいATBeXのゾーンや、接続元、クラウド接続用ルーター、物理接続帯域、接続したいクラウドサービスといった項目を選んでいくだけで、見積もり依頼や接続構成図の作成ができる「クラウド接続デザインツール」も提供する。

 さらに、ATBeXに関する情報に加え、主要クラウドサービスへの接続手法や手順といった基本的な情報も用意し、ATBeXの活用を検討している企業だけでなく、クラウド活用を検討し始めた企業の情報収集に役立つ情報も順次掲載していく。

クラウド接続デザインツール

 ATBeXポータルには、メガクラウド事業者などの「クラウドパートナー」、ATBeXと自社サービスを相互接続してサービスを提供する「相互接続パートナー」、ATBeX上に顧客のDXをインテグレーションするSIerなどの「構築パートナー」の各企業も参画する。

 アット東京では、ATBeXポータルは、情報収集や技術的な問題解決としての活用だけでなく、顧客やネットワークサービス事業者、システム構築事業者の出会いの場として役立ててもらうとともに、さらにATBeXで連携することで、ビジネスエコシステムの構築に役立つサイトを目指すとしている。