アット東京、ハイブリッド接続を手軽に実現するマネージドルータサービスを提供

　株式会社アット東京は29日、マネージドルータとその設定・運用をワンストップで提供する「アット東京マネージドルータサービス」を、同日より提供開始すると発表した。

　このサービスは、アット東京内に開設されているクラウド接続拠点との接続サービスに加えて、クラウドとオンプレミスをハイブリッド接続するために必要なBGP対応ルータの機器レンタルから、設計・設置、運用や監視までを、アット東京がワンストップで提供するもの。

　具体的には、ユーザーが記入したヒアリングシートの情報に基づき、コンフィグ作成、および現地での設置をアット東京が行ってくれる。また運用開始後も、24時間365日の機器監視、障害発生時の原因の切り分け、復旧対応をワンストップで提供するとした。

サービス範囲

　さらに、アット東京データセンター内のクラウド接続ポイントとダイレクトに接続できるため、低遅延で高可用性の設備構築が可能な点もメリット。さらに、同社が提供する複数のクラウド接続サービス（マルチクラウド）間での通信制御にも対応するとのこと。

クラウド間接続

　なお、アット東京にスペース契約のない企業でも、マネージドルータ（ホスティング型）と各通信事業者の回線サービスを組み合わせ、企業拠点までのサービス提供が可能としている。