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アット東京、コネクティビティサービス「ATBeX」にSDN技術を導入、オーダー情報の自動設定に対応

 株式会社アット東京は25日、アット東京のコネクティビティサービス「ATBeX(AT TOKYO Business eXchange)」においてSDN技術を導入し、ATBeX機器の設定を自動化する「ATBeXオーケストレータシステム」と各種システムとの連携により、顧客のオーダー情報を自動設定するサービスを開始した。

 サービスは、SDN技術導入の第1弾となり、アット東京のデータセンター利用者がウェブから各種申請などを行える「アット東京カスタマーポータルシステム」に、オーダー情報のチェック機能、ATBeXオーケストレータシステム(自動化システム)とのAPI連携機能、利用帯域情報表示機能を追加した。

 これにより、顧客側の操作や手続きで、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud Platform(GCP)、IBM Cloudとの論理回線による接続を自動設定する機能を提供する。開通までのリードタイムが従来の2営業日から最短数分まで短縮され、オンデマンドで各クラウドとの接続設定を行えるようになる。

 機能はATBeX東京ゾーンで利用可能で、今後、ATBeX大阪ゾーンへの展開も進めていく。

ATBeXオーケストレータシステムによる連携イメージ