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アット東京、冗長構成でSoftLayerとのダイレクト接続が可能なネットワークサービス

 株式会社アット東京は9日、IBM SoftLayerとのダイレクト接続サービス「プレミアムコネクトfor SoftLayer」を3月10日より提供開始すると発表した。

 「プレミアムコネクトfor SoftLayer」は、SoftLayerのDirect Link Colocation(DLC)を利用し、アット東京のデータセンター内に設置された顧客のシステムをSoftLayerへダイレクト接続するサービス。ダイレクト接続を冗長構成で提供できるため、高い信頼性を備えているのが特徴という。

 また、SoftLayerへの接続時に必要な通信機器(マネージドルータ)もフルマネージドで提供するので、SoftLayerへの接続ネットワークの構築から運用までをトータルでアウトソースできるとのこと。

 さらに、アット東京のデータセンターをアクセスポイントとして利用し、顧客企業のサイトと接続する専用線(専用線接続サービス)、通信機器(マネージドルータ オンサイト)もあわせて用意する。

 なおオプションとしては、インターネット接続サービスやマネージドセキュリティサービス、クラウド型監視プラットフォームサービス「@Ractiv」を利用したシステム監視/運用サービスを提供。加えて、遠隔地の他社データセンターを利用したバックアップサイトサービスも利用できる。

 このうちバックアップサイトサービスでは、アット東京のデータセンターと広帯域で接続されている、セコムトラストシステムズ株式会社(以下、STS)、株式会社インテックのデータセンターを活用する。SoftLayerのバックアップセンターとしてご利用いただくことが可能です。これまでSoftLayerのバックアップは海外のクラウド上で行われていたが、このサービスでは、STSの大阪、インテックの富山のデータセンターを活用できることから、国内でのバックアップ環境を実現可能とした。

石井 一志