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アット東京、データセンターにGoogle Cloudへの接続拠点を開設、GCPへの接続サービスを提供開始

 株式会社アット東京は10日、同社のデータセンターにGoogle Cloudへの接続拠点が開設され、データセンターの顧客がオンプレミスのシステムから専用環境でGoogle Cloud Platform(GCP)に接続できる「Google Cloud Interconnect」に対応した接続サービスの提供を開始すると発表した。

 10日に開始した「プレミアムコネクト for Google Cloud Interconnect」では、Google Cloud Interconnectが提供する10Gbpsの物理ポートを占有利用し、GoogleのDedicated Interconnectと呼ばれる接続メニューを利用したGCPへの接続サービスを提供する。

 さらに、18日からは、アット東京のサービスプラットフォームである「ATBeX」を利用した接続サービス「ATBeX ServiceLink for Google Cloud Interconnect」の提供を開始する。GoogleのPartner Interconnectと呼ばれる接続メニューを利用し、アット東京のビジネスコミュニティを形成するサービスプラットフォーム「ATBeX」により、50Mbps~10Gbpsの範囲で必要な帯域量を顧客に提供する。

 アット東京では、同社のデータセンター内にゾーン1とゾーン2が開設されたことにより、単一データセンター内で可用性の高いGCPへの接続環境を構築できるようになったと説明。顧客は、GCPをはじめとする各クラウドサービスとアット東京のコロケーションサービスを組み合わせることで、信頼性と柔軟性の高いハイブリッドクラウド環境を実現できるとしている。