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アット東京、Oracle Cloudへの接続サービスを提供開始

 株式会社アット東京は23日、同社が運営するデータセンターにおいて、Oracle Cloudへの接続サービスを提供開始した。

 アット東京では、Oracle Cloudに専用線や閉域網で接続できる「Oracle Cloud Infrastructure FastConnect」への接続サービスとして、アット東京の相互接続サービスプラットフォーム「ATBeX」を利用した共用型の「ATBeX ServiceLink for Oracle Cloud」と、専用線を利用した占有型の「Oracle Cloud専用線サービス」の2種類を提供する。

 合わせて、アット東京では、ATBeX東京ゾーンおよびATBeX大阪ゾーンからそれぞれOracle Cloudの東京リージョンと大阪リージョンの接続拠点へ接続し、2つのリージョンへの接続サービスを提供すると発表。東京リージョンへの接続は4月23日から開始、大阪リージョンへの接続は今夏ごろの予定としている。

 ATBeX ServiceLink for Oracle Cloudは、ATBeXを介してOracle Cloud東京・大阪の両リージョンのOracle edgeに接続可能なサービス。帯域共用型での接続となり、50Mbpsから10Gbpsまでの帯域に応じて、顧客のネットワークを構築できる。また、ATBeXの持つマルチ接続機能により、他のクラウドサービスや通信サービスなどさまざまなサービスに接続でき、柔軟かつ効率的なネットワーク構築が可能となる。

ATBeX ServiceLink for Oracle Cloudの接続イメージ

 Oracle Cloud専用線サービスは、帯域占有でOracle Cloudに接続を希望する顧客に、指定通信事業者と連携して、Oracle edgeまで専用線により1Gbpsまたは10Gbpsの帯域占有で接続するサービスを提供する。

Oracle Cloud専用線サービスの接続イメージ