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グレープシティ、帳票・スプレッドシート・入力支援開発支援ツール新版を2018年2月に発売

 グレープシティ株式会社は20日、アプリケーション開発用のコンポーネントとして、帳票開発用コンポーネント「ActiveReports for .NET 12.0J」、ExcelライクなUIを実現する表計算データグリッド「SPREAD for Windows Forms 11.0J」、入力支援コンポーネント「InputManPlus for WPF 2.0J」を2018年2月に発売すると発表した。

 ActiveReports for .NETは、Visual Studio上で帳票アプリケーションを開発できる.NET Frameworkコンポーネント。Windowsフォーム、WPF、ASP.NET、HTML5の4つのプラットフォームをサポートし、レイアウトや書式といった外観デザインの設定からデータ接続、印刷およびPDFへの出力設定まで、帳票開発に必要な機能を備える。

 新バージョンのActiveReports for .NET 12.0Jでは、レポート形式のうちページレポート/RDLレポートでデータ領域のネストとデータセット結合ができるようになる。その他、ページレポートのSubReports機能追加や、二重線、網掛け、グラデーション設定、バーコード種の追加など、セクションレポートを含めて各種機能強化を行っている。

 新バージョンの発売日は2018年2月28日。1開発ライセンス価格(税込)は、Professionalが30万2400円、機能をしぼったStandardが17万2800円。11.0Jより導入した保守サービスにより、保守サービス契約期間内のライセンスを保有するユーザーはフリーアップグレードできる。

 SPREAD for Windows Formsは、Excelと互換性の高いデータグリッドをアプリケーションに提供するコンポーネント。ExcelライクなUIを持った業務アプリケーションを短期間で開発できる。

 新バージョンのSPREAD for Windows Forms 11.0Jでは、データ処理エンジンを刷新することでパフォーマンスを向上。ドラッグフィルや検証機能の強化、新しい数式、シート構成の保護機能の追加といったExcel互換の各種機能も強化される。

 新バージョンの発売日は2018年2月21日。1開発ライセンス価格は17万2800円(税込)。10.0Jより導入した保守サービスにより、保守サービス契約期間内のライセンスを保有するユーザーはフリーアップグレードできる。

 InputManは、日本の業務アプリケーションに求められる入力フォームの開発を広範囲に支援するコンポーネント。Windows forms、ASP.NET、WPFの各種プラットフォームに対応したラインナップを提供する。

 新バージョンのInputManPlus for WPF 2.0Jでは、入力支援コンポーネントInputMan for WPFに、住所関連の入力に必要な機能を網羅したコンポーネントJPAddress for WPFも追加する。

 また、新バージョンから長期サポートの要望に応える保守サービスを新たに提供し、ライセンス体系も従来のマシンライセンスからユーザーライセンスに変わる。発売日は2018年2月7日。1開発ライセンス価格は17万2800円(税込)。