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グレープシティ、.NET 6 などの最新環境に対応した帳票開発コンポーネント「ActiveReports for .NET 16.0J」
2022年3月30日 08:00
グレープシティ株式会社は、Visual Studio上で帳票アプリケーションを開発できる.NET開発コンポーネント「ActiveReports for .NET」の新版「同 16.0J」を、4月20日に販売開始すると発表した。
ActiveReportsは、レイアウトや書式といった外観デザインの設定から、データ接続、印刷およびPDFへの出力設定まで、帳票開発に必要となるさまざまな機能を提供する.NET開発コンポーネント。「セクションレポート」「ページレポート」「RDLレポート」の3つの帳票デザイン方式を採用し、帳票タイプに合わせてレポート形式を使い分けることで、日本の帳票開発に求められる生産性と柔軟性を満たせるという。
今回の新版では、Microsoftのアプリケーションフレームワーク「.NET」の最新版である「.NET 6」と、統合開発環境「Visual Studio」の最新版「Visual Studio 2022」をサポートしたほか、セクションレポートをASP.NET Coreアプリケーションで利用できるようになった。これにより、ActiveReportsが提供する3つのレポート形式すべてにおいて、JSビューワやPDFエクスポートを用いた帳票の表示・出力が可能となっている。また、アプリケーションの運用環境として、WindowsだけでなくLinuxやMac環境もサポートした。
さらに、.NET Core/.NETのデスクトップアプリでの利用に対応しており、セクションレポート、ページレポート、RDLレポートのすべてレポート形式がサポートされる。
このほか新機能として、テキストを縦書きで表示する際に、テキスト内の半角英数字を水平方向に描画する「縦中横(たてちゅうよこ)」機能、新たなバーコード形式「GS1データマトリックス」などを搭載。帳票データソースとして、キーと値のペアで構成されたJSON形式のデータを直接設定可能にしたほか、PDFフォームを作成するためのレポートコントロール「InputFieldText」および「InputFieldCheckBox」の追加など、さまざまな強化が行われている。