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グレープシティの入力用JavaScriptライブラリ「InputManJS」新版、コンボ/リスト機能でユーザーの使い勝手をさらに向上

 グレープシティ株式会社は31日、入力フォームの開発支援コンポーネント「InputManシリーズ」の入力用JavaScriptライブラリ「InputManJS」において、新版「同 V2J」を提供開始すると発表した。

 InputManJSは、Webアプリケーションの入力支援に特化したJavaScriptライブラリで、文字種制限、日付書式、定型書式など、さまざまなタイプの入力方式に対応。指定文字種への自動変換や、入力完了後の自動フォーカス移動、リアルタイムな入力チェックといった機能により、入力ミスやストレスが少ない業務アプリケーションを短期間で開発できるという。

 今回の新版では、ほかのInputManシリーズで人気の高い「コンボコントロール」や「リストコントロール」といった機能を追加するなど、多様な強化を実施した。

 コンボコントロールでは、HTMLタグのSELECTコントロールでは難しい、多彩なコンボボックス動作を実現でき、一般的なリスト選択に加えて、テキスト部分の編集も可能にしている。また、未入力時のウォーターマークやフォーカス移動の制御など、従来のInputManJSコントロールと同様の入力支援機能も搭載しているほか、ドロップダウン部分では、複数列やテンプレート設定を使用した高度なリスト表示をサポートした。

 リストコントロールは、リストを多彩に表示するための機能で、オーソドックスな一覧表示はもちろん、複数列によるリスト表示やリストヘッダーの追加などにも対応している。加えて、複数項目の選択許可、リストにチェックボックスを表示しての選択なども行えるとのこと。

 さらに、InputManJSのコントロールに入力された値を検証し、わかりやすいUIでエラーを通知する「検証コントロール」、入力コントロールにドロップダウン機能を付加できる「ドロップダウンプラグイン」なども追加され、エンドユーザーに快適で効率のよい入力操作を促すことで、離脱率を下げる入力フォームの開発を、より強力に支援できるとしている。

 ライセンスは年間サブスクリプション方式で提供されており、初回費用(税別)は、開発ライセンスが15万円、配布ライセンス(1ドメイン)が60万円。2年目以降の更新費用(税別)は、いずれも15万円となっている。