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HPE、1.6Tbpsイーサネット搭載の液冷スイッチなどを展示し旧Juniperとの統合をアピール
2026年6月16日 06:30
最新のネットワーク技術を中心としたICT技術やソリューションのイベント「Interop Tokyo 2026」の展示会が、6月10日~12日に幕張メッセで開催された。
日本ヒューレット・パッカード(HPE)のブースでは、今年から、2025年に買収した旧Juniper Networksの製品を展示。2015年に買収した旧Aruba Networks由来の技術などと合わせ、ネットワーク分野におけるHPEとJuniperの統合を訴求していた。
最も先端的な展示は、1.6Tbpsイーサネットを64ポート搭載した液冷スイッチ「Juniper QFX5250-64OE-L」だ。Broadcom Tomahawk 6 ASICを搭載し、単純計算で合計102.4Tbpsのキャパシティを持つ。今回が世界初展示となる。ブースでは、Juniperのネットワーク技術と、CrayなどのHPEが持つ液冷技術を組み合わせて実現したと説明していた。
Juniper QFX5250-64OE-Lは、ShowNetブースでも動作しているところが展示された。ブースでの話によると、今回のInterop Tokyo 2025の構築検証期間に問題が見つかり、翌日にはパッチ修正がなされたとのことだった。
なお、出展社の製品を表彰する「Best of Show Award」にて、「ネットワークインフラ(AIインフラ)部門」のグランプリを受賞した。
ブースでは、Juniper QFX5250-64OE-Lと合わせて、データセンターネットワークの設計から構築、そして運用までのライフサイクルを自動化する「Apstra」(これも旧Juniper由来)や、ハイブリッドクラウド管理の「Morpheus」(2024年に買収)を紹介し、AIデータセンター向けソリューションとして展示していた。
「Best of Show Award」では、ほかに800GbEルーター「Juniper PTX10002-60MR」が、「ネットワークインフラ(キャリア/ISP)部門」でグランプリを受賞した。ShowNetブースでも対外ルーターとして使われていた。これも今回が世界初展示となる。
受賞理由としては、2Uサイズで、800GbE対応で計14.4Tbpsのキャパシティを持ち、省電力であることが挙げられた。
ルーターの「Juniper MX301」も、同時に「Best of Show Award」の「ネットワークインフラ(キャリア/ISP)部門」でグランプリを受賞した。これもShowNetブースで使われていた。
スイッチ「HPE Aruba Networking CX 10040」は、「ネットワークインフラ(エンタープライズ)部門」のファイナリストに挙がったが、受賞は逃がした。AMD Pensando DPUを搭載した分散サービススイッチで、効率的なマイクロセグメンテーションを実現する。
セルフドライビングネットワーク(自律的なネットワーク運用)のソリューションとしては、Wi-FiからWANまでネットワークをクラウドで一括管理するMist(旧Juniper)と、その中でAIを使った仮想ネットワークアシスタントMarvisが紹介されていた。
Mistでは、ネットワークでのエラーなどのイベントを集約して可視化し、さらに問題解決のためのアクションを自動化する。ヒューマン・イン・ザ・ループ(人間が介在する形)で実行できるほか、一般的な障害パターンについては自動でセルフヒーリングもできるという。
特にWi-Fi管理の分野ではArubaとMistで重複する部分があるが、HPEでは現在、両者の機能の取り込みを進めているという。その一例として、ブースで展示されていたWi-Fiアクセスポイント「HPE AP-723H」では、1種類のハードウェアでArubaとHPEの2種類のクラウドコントローラーに対応している(注文時に選択)。ブースの説明では「ArubaもMistも、コントローラーがマイクロサービス化されており、互いに機能を移植している」とのことだった。














