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インフォテリアの「ASTERIA WARP」新版、中小規模向けの新ラインアップを提供

クラウド連携アダプタも強化

 インフォテリア株式会社は、EAI/ESB製品群「ASTERIA WARP」をバージョンアップし、10月31日より販売開始すると発表した。クラウド連携アダプタの機能強化を行うほか、「ASTERIA WARP “Core”」を新たにラインアップする。

 新たに提供するASTERIA WARP “Core”は、基本的な機能に絞って提供する中小規模向けの製品。ファイル連携、データ変換、REST/Web API連携のみを提供する「ASTERIA WARP “Core”」と、これらに加えてデータベース連携、メール送付の機能を提供する「ASTERIA WARP “Core+”」の2種類を用意した。料金も月額のサブスクリプション形式で提供されるので、手軽に利用できるという。

 価格は、ASTERIA WARP “Core”が月額3万円から、ASTERIA WARP “Core+”が6万円から。

 また、ASTERIA WARP専用連携アダプタのラインアップ・機能強化も実施した。Dynamics CRM、Salesforce、Facebook、Twitter、Google Analytics、Google Apps、SharePointなど、ニーズの高いクラウドサービス連携を実現する、10種類の新たな連携アダプタを提供開始する。さらに、必要項目を入力するだけで、フローをひな形から作成する「テンプレート機能」などが追加された。

 なおASTERIA WARP “Core”は、累計で2020年度までに1200ライセンスの出荷を計画する。また2020年には、ASTERIAシリーズ全体での国内市場シェアを50%以上(出荷数量ベース)に拡大する目標を掲げているとのこと。