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インフォテリア、Office 365やG Suiteとの連携に対応した「ASTERIA WARP」新版

 インフォテリア株式会社は、EAI/ESBソフトウェア「ASTERIA WARP」において、新版「同 1712」を12月19日より販売開始する。Office 365やG Suiteといったクラウドサービスとの連携機能を強化しているという。

 ASTERIA WARPは、異なるコンピュータシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるように支援するソフトウェア。アイコンのドラッグ&ドロップとプロパティの設定で作成するフローによって、既存のデータベース、ファイルシステム、業務システム、クラウドサービスなどと、簡単に接続、連携できるようになるという。

 今回の新版では、Office 365やG Suiteといったクラウド型業務支援アプリケーションとの連携を強化し、カレンダー、コンタクト情報管理、オンラインストレージとの連携アダプターを追加した。これにより、SFA/CRM、名刺管理サービスなど30種類以上のクラウドサービスとのデータ連携を、ASTERIA WARPを介してノンプログラミングで行えるようになる。

 いずれもオプション製品としての提供になり、「ASTERIA WARP Office 365向けアダプター」では、Exchange Online の連絡先、メールおよび予定表、OneDrive for Businessとの連携に対応。RDB連携と同等のSQLを利用し、Office 365との連携が可能になる。また、スキーマ情報の自動取得により、GUIでSQLを自動生成する支援機能も搭載した。価格は月額2万円(税別)から。

 G Suite向けには、「Google カレンダーアダプター」「Google コンタクトアダプター」「Google ドライブアダプター」がそれぞれ別個に提供される。こちらも、RDB連携と同等のSQLを利用しG Suiteと連携可能になるほか、GUIでSQLを自動生成する支援機能も搭載されるとのこと。価格は、いずれも月額2万円(税別)から。

 また、インフォテリアのIoT対応モバイルアプリ開発基盤「Platio」との連携アダプターも標準機能として追加され、IoT機器やモバイル端末と企業システムの連携を含む、柔軟なIoTソリューションの構築を支援するとしている。

 さらに、オリジナルアダプター開発や独自のテンプレートフローを容易に開発できる機能も追加。システム構築における生産性をより一層向上させたとのこと。