RPAテクノロジーズ、インフォテリアと提携し、RPAの適用領域を拡張する「BizRobo Smart Connect」を提供

　RPA（Robotic Process Automation：ソフトウェアロボットによる業務自動化）のベーステクノロジーとなる「BizRobo!」を提供するRPAテクノロジーズ株式会社は6日、インフォテリア株式会社と契約を締結し、インフォテリアの「ASTERIA WARP Core」をベースにしたBizRobo!の拡張サービスとして、「BizRobo Smart Connect」サービスの提供を開始した。

　BizRobo!は、インターネット上の情報、社内データ、エクセルなどの保存データから、必要な情報の収集や加工、集計、保存、スキャニングなどの定型作業を代行するロボット。保険業界、流通・小売業界など、100社以上の企業に4000体以上のロボットを提供している。

　今回提供を開始する「BizRobo Smart Connect」サービスでは、RPA製品単体では煩雑だったExcelなどの複数のファイル間でのデータ加工処理や、数万件以上の大量データの処理などが、効率的に実施可能になる。これにより、RPAの適応範囲が大きく広がり、より幅広い業務でのロボットによる業務代行を促進する。

　また、ASTERIA WARP Coreの接続機能を利用することで、さまざまなシステムとの連携がシームレスに可能になり、社内外のシステムやクラウド上のAI、コグニティブ（認知技術）機能などとロボットがつながることで、RPAのカバー領域がより一層拡張されるとしている。

　RPAテクノロジーズでは、「BizRobo Smart Connect」サービスにおいて、ASTERIA WARP Coreの販売、導入、開発、保守を提供する。価格は月額3万円（税別）からで、別途BizRobo!製品の契約が必要。