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ランキングで振り返る、2014年のクラウド業界動向(10月~12月)

【10月】

 Windows8の次となる、Windows 10のTech Previewが開始されたのが、10月の大きなトピックだろう。8位の記事で報じられた通り、企業ではWindows 7がまだまだ主流となっているが、最新OSにはより高いセキュリティなどのメリットもあり、いつまでも1世代前のOSに頼っているわけにはいかない。そういった意味で、Windows 10にかかる期待は大きい。

【11月】

 11月のトップは、ヤマハの最新ルータ「RTX1210」の発売を報じた記事。6月に発表された際も大きな注目を集めていたが、6年ぶりのバージョンアップとなるだけに、発売に関するニュースも読者の関心も高かったようだ。

 6位にランクインした、オリックスによる弥生の買収を報じた記事も、大きなニュースとなった。シェアの高い製品をいくつも持つ弥生だけに、今後の方針などが気になるところだ。

【12月】

 1位は、JR東日本でのBeacon活用に関するニュース。弊誌でも1年を通じて多くのBeacon関連のニュースを取り上げてきたが、どれも読者の関心は高かった。

 また2位は、IBMが力を入れているクラウドサービス「SoftLayer」の東京データセンター開設を報じた記事。2014年はほかにも、Microsoft AzureやOffice 365などでも日本データセンターが開設されており、いずれも高い注目を集めている。

編集部